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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

VagrantでWordPress構築

昨日の勢いで、とりあえずローカル環境に
VagrantWordPressの構築までやった。
今後のためにメモを残しておく。

0.構築の前提

ホストOS:Windows 10
ホストの仮想基盤:VirtualBox
ゲストOS:CentOS 7.2
ゲストのWebサーバ:NGINX/1.10.2
ゲストのRDBサーバ:MySQL(Ver14.14)

Vagrantのboxファイル:Vagrantbox.esから

vagrant box add <box名> <URL>

でbox listに適当に追加。

1.Vagrantインスタンス作成

1-1. Vagrantの初期化

Git Bashで適当なフォルダに移動して下記を実行。
(そこがプロジェクトフォルダになる)

vagrant init <box名>
1-2. ゲストOSからホストOS経由でネット接続

プロジェクトフォルダにできたVagrantfileを
下記の通り編集する。

Vagrantfile

# Create a private network, which allows host-only access to the machine
# using a specific IP.
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.XXX.XXX" ← コメントアウトを解除する

ここまでがホスト(Windows)側の話。
以降はターミナルでssh接続して作業する。

 2.CentOS7の設定変更

 2-1. rootパスワードを変更

Vagrantで作成したOSのroot初期パスワードが
vagrant」と安易だったので、適当に変更。
(入力後、新規パスワードの入力が求められる)

#パスワード変更
passwd
2-2. firewalldの設定変更

ダウンロードしたboxは設定が切られていたため、
http通信を許可し、自動起動設定を行う。

#http通信許可
sudo firewall-cmd --add-service=http --permanent
#設定反映
sudo firewall-cmd --reload
#自動起動の設定
systemctl enable firewalld
 2-3. 時刻同期の設定

時刻同期がうまくいってなかったので、
Chronyをインストールして諸々設定。

#Chronyのインストール
sudo yum install -y chrony
#自動起動の設定
sudo systemctl enable chronyd
#タイムゾーンの設定
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
#Chronyの強制反映
chronyc -a makestep

また、「/etc/chrony.conf」には下記を追加。

# Additional Setting
server ntp.nict.jp iburst
stratumweight 0

# Allow NTP client access from local network.
allow 192.168.0.0/16
: 

 

 3.PHP関連のパッケージ導入

3-1. PHPPHP-MYSQLのインストール

PHP-MySQLもまとめてインストール。

#インストール
sudo yum install php php-mysql
#バージョン確認
php -v
3-2. PHP-FPMのインストール

PHPFastCGI実装のひとつ。これがないと
NGINXがPHPを実行できません。
Apacheの場合は必要ないみたい。多分。)

#インストール
sudo yum -y install php-fpm
#バージョン確認
php -v
#自動起動の設定
sudo chkconfig php-fpm on

 

4.NGINX導入

4-1. NGINXのインストール

今回はApacheではなくNGINXを使用。
(NGINXの方が高速・軽量らしいので)

#インストール
sudo yum -y install nginx
#バージョン確認
nginx -v
#自動起動の設定
sudo systemctl enable nginx

なお、NGINXはyumに登録されている
バージョンが若干古く、最新の安定版を
取得したい場合は下記の記事を参考にどうぞ。

4-2. PHP-FPMの設定変更、再起動

他所のサイトでも散々書かれているが、
ApacheならWordPressの導入は割と
スンナリ行くが、NGINXの場合はファイル
「/etc/php-fpm.d/www.conf」の変更が必要。

user = apache
user = nginx

group = apache
group = nginx

変更後はPHP-FPMを再起動する。

#再起動
sudo systemctl restart php-fpm

 

5.MySQLの導入

5-1. MySQL-communityのインストール

MySQLWordPressで利用するには、まずは
MySQL-Communityをインストールする必要が
あるらしいので、とりあえずインストール。

#インストール
sudo yum -y install http://dev.mysql.com/get/mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm
5-2. MySQLのインストール

なお、MariaDBWordPressで使用できるが、
今回は慣れてるMySQLで。

#インストール
sudo yum -y install mysql-server
#バージョン確認
mysql --version
#自動起動の設定
sudo systemctl enable mysqld

 

6.WordPressの導入

6-1. WordPressのダウンロード

インターネット経由でダウンロードする。
場所はどこでもいいけど、今回は

/var/www

にダウンロードする。

#移動
cd /var/www
#ダウンロード
sudo wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
#展開(「wordpressディレクトリが出来る)
sudo tar xzf latest-ja.tar.gz
#展開後、圧縮ファイルを削除
sudo rm latest-ja.tar.gz
#「wordpress」からリネームコピー
sudo cp -r wordpress test
#パーミッション変更
chmod 755 /var/www/test

これで、「/var/www/test」をWordPress
ルートディレクトリとして使用する土台ができた。

6-2. MYSQLWordPress用のDB作成

WordPressで使用するDBを作成する。
(rootユーザーでログインする)

#MySQLを管理者権限で起動
mysql -u root
mysql> --DB作成
mysql>
create database test;
mysql> --ユーザー作成
mysql>
grant all on test.* to user@localhost identified by 'password';
mysql> --MySQLを終了
mysql>
\q

2・3行目を実行して「Query OK, ~」的な
実行結果が表示されればOK。なお、

 test … DB名
 user … DBAユーザー
 password … DBAユーザーのパスワード

なので、各自変更されたし。

6-3. DBをWordPressへ登録

WordPressの初期ダウンロード状態に
「wp-config-sample.php」があるので、
それをコピーして「wp-config.php」を作成し、
下記の通り変更する。


// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'test'); /** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'user'); /** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password');
: :
define('AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_KEY', 'put your unique phrase here');
define('NONCE_KEY', 'put your unique phrase here');
define('AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_SALT', 'put your unique phrase here');
define('NONCE_SALT', 'put your unique phrase here');

test、user、passwordには
「6-2. MYSQLWordPress用のDB作成」で
設定したものを入れる。
'put your unique phrase here'の箇所には
下記URLで生成された秘密鍵を設定する。

https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/

6-4. NGINXの設定ファイルの変更

Apacheの「.htaccess」を使い慣れている人も
多いと思うが、NGINXの場合は「/etc/nginx/nginx.conf」
がそれに該当する設定ファイルである。
下記の通り設定するとうまくいった。

server {
    listen 80 default_server;
    listen [::]:80 default_server;
    server_name _;
    root /var/www/test;
    index index.php;     # Load configuration files for the default server block.
    include /etc/nginx/default.d/*.conf;

    location / {
    }

    # pass the PHP scripts to FastCGI server listening on 127.0.0.1:9000
    #
    location ~ \.php$ {
    root /var/www/test;
    index index.php;
    fastcgi_pass 127.0.0.1:9000;
    fastcgi_index index.php;
    fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;
    include fastcgi_params;
    }

    error_page 404 /404.html;
    location = /40x.html {
        root /usr/share/nginx/html;
    }

    error_page 500 502 503 504 /50x.html;
    location = /50x.html {
        root /usr/share/nginx/html;
    }
}

 

7.ブラウザーからアクセス確認

散々つまづきまくりながら上記の設定を
行い、とりあえずはWordPressの初期画面に
辿り着くことが出来た。
時間にしておよそ5時間ほど。

f:id:hNeumann:20171105223737j:plain


あとはWordPressの初期設定からである。

ぶっちゃけ、Linuxの操作は慣れてるから
割とサクサクできたけど、WordPress
あまり触ったことがないので不安である。

とりあえず、プラグインで色々遊んで
徐々にWordPressに慣れていこうと思う。
早くAWSで運用したい…


~参考にさせていただいたサイト~


泡沫の夢に消えないように

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最近何かと話題の暗号通貨の案件やらに
何件か顔を出しつつも、友人の
「最近はバブリーな(一過性の)案件ばかり。
 こんな水物のビジネスに手を出すのではなく
 自分のビジネスで稼がなきゃダメだ。」
という発言が引っ掛かり、どこか
モヤモヤしている今日この頃です。

確かにその通りだ。
今年はWeb開発に専念する!と
宣言したと言うのに、私は今まで
一体何をやっていたのでしょうか…


そんなとき、下記のQiitaの記事を読んだ。

「かずきち」氏という、複数のWebサービス
展開している方のQiitaへの投稿である。

彼の歯に衣着せぬ物言いは見ていて爽快で、
迷える僕に勇気と道標を与えてくれた。


技術者というのは、ともすれば
ビジネス的な視点を度外視し、
純粋な技術知識へ傾倒しがちだが、
「お金を稼ぐ」というただ1点に
フォーカスした場合、高度な技術は
実はさして重要なことではない。

僕は目を覚ました。

何のために技術を学ぶのか。
それは「お金を稼ぐ」ため以外の
何物でもない。金にならない
技術はあくまで趣味の領域で、
マネタイズに至らないものは
ビジネスとしては総じてクソだ。


僕は、アーキテクチャにこだわったり、
流行りものの技術要素を取り入れようと
したり、サービスの公開を第一に考えず
いつまでも言い訳ばかりしていた。

そもそもそれが間違いで、Webサービスなど
「リリースファースト」が当然で、
技術的なブラッシュアップは、ユーザーに
使用されるようになってから考えればいいのだ。

Webサービスなぞ、早い人であれば
たった3日で公開している。
WordPressでプログラミング一切ナシ!)


素直にすごいと思う。
僕も負けていられない。
「ビジネスに高度な技術は必要ない」
という平城寿さんの言葉がようやく
腹落ちして分かったような気がする。

モチベーションが続いているうちに
とっとと開発をやってしまおうと思い、
久々にAWSのコンソールを開こうとすると、

f:id:hNeumann:20171104212839j:plain


なんか怒られた。
あまりにも使っていなかったため、
アカウントが利用停止状態に。
くそ、アマゾンめ…
とりあえずサポートに問い合わせ中。

少し出鼻をくじかれてしまったが、
今のモチベーションが続いているうちに
サービスを作り切ってしまおうと思う。


<特選リンク>

過去を偲んで喪に服す

今日から晴れて別の部署に異動になった。
本当に嬉しい。サイコー。

かつての部署といえば本当にひどかった。
保守していたシステムはドキュメントも
ソースも煩雑で汚く、レガシーな技術から
抜け出せていないため全く面白味がない。

その上、そこの部門で求められるのは
パートナー企業を使役する鵜飼の能力
あるいは顧客の業務知識ばかり。
「お客様に寄り添うITコンサルティング
と言えば聞こえはいいが、毎度毎度
無茶な要求ばかりしてくるクライアントに
振り回され、この先衰退していくだけの
ニッチな業務知識しか身に付かず、
時代に取り残された古臭い技術と
心中する覚悟は僕にはなかった。

組織の体制もひどかった。
慢性的な人員不足でメンバーは疲弊し、
教育もサポートも行き届いていない。
管理職は誰も責任を取ろうともせず、
メンバーに無茶な要求を繰り返すだけ。
パートナー企業ばかりがふんぞり返り、
プロパーは人離れで弱体化していく。

本当にもう限界だった。


「会社や仕事なんて理不尽なもんだ」
そう人々は宣うかも知れない。確かにそうだ。
異動先の部署は完全な技術部隊の部署であり、
仕事の内容は全く異なる領域なので
きっと今まで以上に苦悩するだろう。
人員不足はどの部署でも起こっている。

それでも、環境をガラッと変えて仕事がしたい
という思いが揺らぐことはなかった。
(正直、別に転職でもどっちでも良かった)


異動先では早速最新の技術知識が求められ、
勉強やら資格の取得やらが急務となっており、
忙しくも充実した仕事が出来そうで何よりだ。

早く新しい部署に順応し、
目に見える成果をあげたい。

そして、これまでの部署で過ごした
あの呪わしい日々を追悼し、失われた
時間を偲んで供養していきたいと思う。

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カメムシコロス

最近、カメムシの数がすごい。

うちは大阪の北摂の古いマンションに
住んでいるわけですが、もう本当に
毎日のようにカメムシと格闘している。

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なんか、九州の方でカメムシが大量発生している
というニュースを結構前に耳にしたが、我が家でも
カメムシには随分つらい思いをさせられている。
満を持して「カメムシ注意報」が発令された
九州と比較するのも申し訳ないけど。


古びれた靴を武器に、毎晩毎晩カメムシ
大虐殺を行っているが、殺しても殺しても
後から後からカメムシは湧いてくる。
焼け石に水もいいところである。

カメムシの臭いが苦手な人が結構いるが、
僕は意外とこの臭いが平気なので、気兼ねなく
カメムシを叩き潰しまくっているのだ。
おかげで我がマンションの廊下にはカメムシ
死骸が累々と積み重なり、そして呪詛のごとく
カメムシの臭いが蔓延しているワケである。
隣人さんごめんなさい。犯人は私だ。

しかし、こんな原始的な攻防を繰り広げるのは
流石に疲れる。もっとスマートな戦い方は
ないものか…。そう思ってネットで検索していると
どうやらカメムシエアゾール」とやらが
効果的な対カメムシ用殺虫剤らしい。


さっそくコーナンに買いにいった。
お値段は1,180円。高ぇ!!
しかし背に腹は代えられない…
まるで初めてエアガンを手にした
中学生のように、僕は嬉々として
我がマンションに向かった。

エレベーターを降りて廊下に出ると、
案の定カメムシが家を出た時より増えている。
僕は購入仕立てのカメムシエアゾールを
開封し、カメムシに向けて噴射しまくった。

意外とシブとく生き残ってたりするが、
思ってたよりポロリと殺せることに驚愕。
何より驚いたのは、駆除作業を開始して
ものの10分でガス切れを起こしたことである。

カメムシエアゾールは、最長射程距離が
4mほどあり、一発一発の噴射量がハンパない。
調子に乗って撃ちまくったおかげでソッコー
使い切ってしまったようだ。ここが戦場なら、
敵前で武器を失った僕はきっと死んでいたに
違いない。慢心というのは恐ろしい。

かくして重火器によるカメムシ殲滅を諦めた僕は、
今まで通り原始的な武器で叩き潰している。
うーん、うちのマンションだけなのだろうか。
今までこれほどまでにカメムシの虫害に
見舞われた経験がないのは、今まで運が
良かっただけなのだろうか。誰か教えてほしい。

とりあえず、大家さんに相談してみようと思う。
カメムシコロス。

プロテクト・フロム・ヴァイラス

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昨日の今日でなんですが、勢いに乗って
そのまま投稿。明日に響くかも。

久々にブログを更新した後、寝床で
ゴロゴロしながらスマホでネットサーフを
していると、ウィルスに感染してしまった!

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ギャー!!!!



なんつって。

こんな糞フィッシングサイト(詐欺サイト)で
今さら驚きはしない。ネタになると思って
スクリーンショットを取りまくってしまった。

しかし何というか手口がエグい。
冷静に考えれば、ブラウザ上でウィルス検出を
一瞬で実行するなんて一体どんな技術力だとか、
いきなり聞いたこともないアンチウィルスソフトの
インストールを制限時間付きで勧めてくるとか、
ツッコミどころに困るような状態ではあるが、
一定数は騙される人もいるんだろな、これ。


フィッシングの再現確認をするために
色んなサイトを徘徊してみたが、下記の
URLからフィッシングサイトにアクセスできた。
(アクセスは自己責任でお願いします)

 http://mobiliela.com

ただし、上記サイトはあくまで
ポップアップ広告を設置しているだけで、
実際にウィルス検知などとふざけたことを
言っているサイトのURLは下記である。

 http://protection-for-phone.com/

製作元を辿っていくと下記サイトに行きつく。

 https://binom.org/

Whois情報でドメインを調べると、どうやら
「Binomlab Lp」とかいうスコットランド
会社のようだ。ますます胡散臭ぇ…



ちなみに、ウィルス検知の警告をされた後は、
「インストール」を選ぼうが、
「キャンセル」を選ぼうが、
時間切れになるまで放置していようが、
結局は「Powerful Cleaner」とかいう
胡散臭いクリーニングツールのストアに行きつく。
(僕のスマホAndroidなので)
※絶対にインストールしないでください


おそらく、これは多分アフィリエイト
一種だろうから、仮にインストールしたとしても
広告主にコミッションが入るだけだろう。
しかし、悪質なアプリの場合、スマホ内の
個人情報を抜き取られる可能性だってあり得る。

まさしく情報化社会の光と影である。
AndroidというOSはLinuxカーネルで、Linux
一般的にセキュリティに強いと言われているが、
それはあくまでサーバ用途として使われている
場合の話である。スマホが普及している今、
Androidにも何かしらのセキュリティ対策を
各自で施した方がいいのかも知れない。

僕はめんどくさいからやらないけど。
(標準でウィルス対策ソフト入ってるし)

まぁ同じAndroidユーザーは注意されたし。


しかし…

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いったい何種類の詐欺サイト作れば
気が済むんですか。あなた方は。

勝って兜の緒を締めたい

今宵は中秋の名月らしい。


しかし、相も変わらずの更新頻度である。
最終更新が1か月前とは、中々思うように
書くことが出来ていない。
特筆して書くことがなかったのかと言えば
決してそうではない。この1か月の間、
それなりに色々なことがあった。

◆暗号通貨バブルの恩恵が会社バレした

まぁこれは別に大した話ではないが、
Bitcoinを始めとする暗号通貨(仮想通貨)の
目覚ましい爆騰により、それなりの額の含み益を
出していることが会社バレしてしまった。
今では仮想通貨長者扱い。なんでやねん。

つい嬉しくなってうっかり飲み会の席で
口を滑らしてしまったわけだが、別に
問題になっているわけでもないし別にいいか…
不動産もぼちぼちバレ始めてるしなぁ…

◆ボランティア企画への参加

うちの会社のCSR活動の一環でもある
ボランティア活動に初参加。
入社当時から参加したいという思いはあったが、
仕事が忙しくてつい尻込みしてしまい
参加できずにいたが、今年は満を持しての参加。

障害者とそのご家族と話をする機会が
ふんだんにあり、色々と考えさせられた。
五体満足なだけでも恵まれたことだと痛感。
来年も参加するかどうかは悩み中だが、はて。

◆来月から別の部署へ異動!

異動すること自体は決まっていたが、
まさかこんなに早く異動できるとは
思っていなかった。ラッキー。慰留も特に
されなかったし、きっと僕は今の部署に
必要とされていない人間なのでしょう…
(というか、人事の決定は今さら覆せない)
1秒でも早く異動したいので、結果オーライ。

後任者への引継ぎ作業を進めていたけれど、
残念ながらメンタルを病んで休職してしまった。
別の後任者を立てられはしたが、その人では今後
プロジェクトは確実に立ち行かなくなるだろう。
ホントに、いったいどうするつもりなんだ…
まぁいいや、もう知ーらね。


とりあえず、なんやかんやと上半期が過ぎた。
途中、なんやかんやでアンニュイな気分になり
社外活動が一切できなかったりしたが、異動に
成功したり、副収入を増やしたりできたので、
戦果としては上出来だったのではなかろうか。

しかし下半期以降、環境がガラッと変わるので
いっそうの自身の実力が試されるというものだ。
慢心せず、気を引き締めて挑むとしましょうか。
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(兜の緒を締めてるイメージ)

真田幸村かっけー。

氷の造形魔法

もう9月に入ったこともあり、
夜はすっかり涼しくなってきた。
しかしそれでも日中はまだまだ暑い。

湿気はなくカラッとはしているものの、
依然としてうだるように暑い昼下がり。
最近はとことん自堕落な生活を送っている
僕は、チャリンコで街をブラブラしていた。

この街には本当に子どもが多い。
ふと、小学生時代の思い出が
脳裏に蘇ってきた。


「氷のおばちゃん」
そう呼ばれていたおばちゃんがいた。
あれは確か小学2年生の時である。
通学路の古い住宅が立ち並ぶその一角に、
そのおばちゃんは住んでいた。

夏の暑い日、近所の子供たちに冷たい
氷をくれるおばちゃんがいて、いつからか
その話題は小学生の間で有名になっていた。
下校時には必ず立ち寄り、我が我がと
おばちゃんに詰め寄るほど、おばちゃんの
氷は大人気を博していた。

おばちゃんがくれる氷には、ハート型、丸型、
星形など形状にいくつかバリエーションがあり、
僕は棒状の氷を貰えた時が一番
嬉しかったことを覚えている。

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当然味付けも何も無いただの純粋な氷であり、
今思い返せば子供だましの代物であった。
しかしそれでも、あの時の子供だった
僕らにとって、おばちゃんがくれる氷は
何物にも代えがたい特別な氷だった。


しかし、そんな時代も長くは続かない。
僕らがおばちゃんから氷を貰い始めて
何年目かの夏、突如として終わりは訪れる。

友達との下校中、いつものように
我が先にとおばちゃんに氷を貰いに行くと、
「ごめんね、もう氷はあげられへんのよ」
と、おばちゃんは言い、そのまま俯いた。
なぜかと理由を尋ねる、おばちゃんは
「学校にあげたらダメって言われてん」
と悲しそうに答えた。

俯き曇った表情を変えることなく、
おばちゃんの家の扉は閉ざされ、
もう二度と開くことはなかった。
以来、僕らとおばちゃんはそれっきりだ。


親から学校へ連絡があったのだろうか、
氷のおばちゃんの存在は学校側に伝わり、
そして学校からおばちゃんへ
子供との接触禁止令が出たらしい。

「子供たちを街の不審者から守る」
という意識が今ほどピリピリしていない
古き良き牧歌的時代であった当時でさえ、
おばちゃんの行為は保護者にとって
看過できないものであったようだ。

保護者の対応としてはそれで正しかった、
と今でもそう思っている。それでも
僕らは子供心ながらに、おばちゃんと僕らの
関係を引き裂いた学校への憤りを感じたし、
おばちゃんを悲しませたことを恨みもした。
しかし、やはり僕らは子供だった。
いつしかおばちゃんの存在などすっかり忘れ、
おばちゃんのいない帰り道にもすぐ順応した。


あれからもう20年以上経つ。
夏の暑い日に、往来の元気な子供たちが
アイスを頬張っているのを見かけると、
時々あのおばちゃんのことを思い出す。

氷を貰うのが何より嬉しかったことも。
あの時のおばちゃんの悲しそうな顔も。
知らないところで、自分は親や学校に
守られていたことを感じると同時に、
自分の手の及ばない所でいつの間にか
周りの環境を変えられてしまうことも。

当時、そこそこ高齢だったおばちゃんは
もう恐らく亡くなっていることだろう。
(おばちゃんというよりおばあちゃんだった)

今の時代では危険視されるであろう
当時のおばちゃんの行動に、子供だった
僕たちはどれほどワクワクさせられただろう。
この先も、おばちゃんへの感謝と共に、
おばちゃんのことは忘れないでいようと思う。

電子工作浪漫譚

Arduino Leonardoを買ってしまった。
事の発端は、現在参加している某ボランティアの
企画の中で、簡易キーボードを自作する必要性に
駆られたためである。

しかし、企画に紆余曲折あり、もうキーボードは
必要がなくなってしまった。どうすっぺ…
まぁ折角なので、Lチカだけでもしておこうか…
※Lチカ…LEDライトをチカチカさせること。
     HelloWorldみたいなもの。

最近(というか結構前から)やれIoTだドローンだと
組込み系・制御系のソフトがやたらめったら
ヨイショされている時代だ。なんでか知らんけど
最近「ユビキタス」という言葉を聞かなくなった。
いったい何故なんでしょう。それはさておき、
マイコン各種について軽ーくおさらいしてみる。


Arduino(アルドゥイーノ)
面倒くさいのでいつも「アルディーノ」と読む。
種類が多く、用途によって使い分ける必要あり。
LEDを光らせるとかモーター等の回路を作るとか
単純な電子工作の元祖といったイメージ。

mbed(エンベッド)
mbed自体は開発環境を指す言葉らしいが、
ARM社のマイコンとして定着している感がある。
お手軽だけど本格的な電子回路を作れるツワモノ。
名前から滲み出る「組込み感」がすごい。

Raspberry Piラズベリーパイ
正確にはマイコンではない。他のマイコンと違い
LinuxのOSが搭載されているれっきとした小型PC。
なので複雑な動作は得意だが、単純な回路のために
ラズパイを選ぶと逆に面倒。本気の人向け。


僕が買ったArduino Leonardoは、HID
(ヒューマンインターフェースデバイス
が標準搭載されているため、簡単にキーボードの
入出力を実装することが出来るのである。
(今回はLチカなので入力はないけど)

実際にやる作業は、

1.Arduinoを買う。
2.必要な電材(LEDライト)を買う。
3.Arduino IDEをダウンロードする。
4.IDEでLチカのスケッチを書く。
5.コンパイル&アップロード。

めちゃ簡単。写真だと全く分からないが、
実装通りLEDライトが秒刻みでチカチカした。

f:id:hNeumann:20170827233027j:plain


抵抗を入れてないので死ぬほど眩しい。

しかし、Lチカはあくまで遊びである。
Arduinoを買った以上、「Ctrl + Alt + Delete」を
同時に押すためだけの簡易キーボードを
ぜひとも作りたいが…、それはまだ先の話。

国士の記録

私は…

この国のために、
少しは役に立てたのでしょうか…

f:id:hNeumann:20170813174529j:plain

2009年10月~2010年3月の半年間放送された
フジテレビ開局50周年記念ドラマ企画、
不毛地帯」の最終話(第19話)にて、
唐沢寿明さん演じる壱岐正の独白である。

こうして書くとずいぶん昔の
ドラマのように思えるが、
最初の映像化は1976年に、
映画で公開されたようだ。
それを思うと2010年なんて最近だ。

僕はこのドラマが本当に好きで、
今でもついつい見返してしまう。
原作はいまだ読んだことないけど。

原作を読んだ人たちの弁によると、
ドラマは要点は押さえているものの
ダイジェスト感が強く、古参のファンは
結構不満を抱いていたらしい。
原作を読んでいない僕からすると、
テンポの良さはむしろ好感が持てるし、
本当に胸を奮い立たせてくれるような
感動的な名作だった。


最近はあまりドラマなんか見てないけど、
今年の3月にやっていたTBSスペシャルドラマ
「LEADERS」なんかは似た系統だったけど、
やはり不毛地帯には及ばない…

僕が好んでみるドラマと言えば、
TBSドラマ半沢直樹


TBSドラマ官僚たちの夏


うーん、カテゴリーとしては
「ゴリッゴリ働く社畜モノ」
てなところだろうか。
特に、高度経済成長期やバブル絶頂時の、
昼夜を問わずガムシャラに働いて、
職場で酒も煙草も呑むことができた、
あの古き良き牧歌的時代の働き方に
憧憬の念を禁じ得ないのである。
そういえばサラリーマン金太郎も好きだわ。

舞台が商社や銀行や官僚だからなのか、
仕事の内容をやたらとダイナミックに
感じさせられている気もするけど。
その辺はやはりドラマなので当たり前か。
実際はドロ臭い仕事も多いだろうし。


まぁ、ドラマはあくまでドラマ。
それと今の仕事とを比べてどうこう言うほど
僕もウブではなくなったようだ。

しかしそれでも、
一度は国賊と揶揄されたにも関わらず、
信じた道を貫き通した壱岐正のように、
僕も胸を張れる働き方をしようと思う。

巣くうものシリーズ

当ブログの人気記事シリーズ、
「Occult(オカルト)」カテゴリーの
エントリーを久々に書きまーす。
夏だしね、ちょうどいいでしょ。

(過去のエントリー)


毎度毎度思うが、この手のエントリーは
洒落コワからの転載に留まってしまうので、
まるで他人のふんどしで相撲を取っているようで
申し訳ない気持ちになってしまう。
しかしまぁ、人気があるんだから仕方ない。

今回取り上げるのは「巣くうもの」シリーズ。

これもまぁ随分古いネタである。
洒落コワではシリーズもの自体がそれほど
多くはないため、単に印象に残っただけで、
それほど読み込んだわけではない。

説明しがたい創作臭を感じるし、
Hさんもなんだかいけ好かねぇ野郎だし、
僕自身それほど好意的に読んだシリーズでは
ないのだが、なんだか気になって忘れられない、
そんなシリーズものをご紹介します。
(ろくでもねー紹介だ)


投下開始。よいしょー。

第1話 巣くうもの 
第2話 呪いの部屋
第3話 原発並み
第4話 
第5話 指輪
第6話 融合体
第7話 呪いのコンパクト
第8話 模倣


話数すくなっ笑
うーん、2011年6月16日を最期に
もう更新されてないっぽい。

ニコニコ大百科でも、
「巣くうものシリーズの更新が止まった
 時こそ彼の最期なのかもしれない。」
とあったので、ひょっとすると主人公の
俺氏はもう既に…


A子と結ばれなかったのなら、
それはそれで残念だなぁ。