死への呼び水
子どもが生まれてからというもの、
すっかり病院通いの日々が続いている。
今日も今日とて足繁く通った。嫁の顔と
可愛い我が子の顔を見るためである。
問題になってくるのがタバコだ。
産婦人科の入り口前に灰皿があるので
「なんだかあなぁ」と思いつつ、
喫煙者である僕にとってありがたかった。
しかし流石に病院前でタバコを吸うのは
顰蹙を買うので、近くのコンビニまで
わざわざ行って吸っていたのだが、
子どもが生まれたとなると考えが変わる。
最近では「三次喫煙」とかいう言葉まであり、
我が子を喫煙の脅威に晒すのは憚られる。
僕は去年、フィリップモリス製の電子タバコ
「IQOS(アイコス)」を手にし、しばらくの間は
次世代タバコの水蒸気をくゆらせながらいい気に
なっていた。普通のタバコを吸っている上司に
「まだ燃えるタバコ吸ってるんスか?www」
と嘯いては無駄に怒りを買っていたものだ。
しばらくIQOSを吸っていた僕だが、ふとした
時に、あの旧式タバコの、何とも言えない
いがらっぽさ、紙が燃える雑味が欲しくなり、
結局は燃える旧式タバコに立ち返ってしまった。
あの時の上司。馬鹿にしてごめん。
子どもが生まれたいい機会なので、
とりあえず久々にIQOS吸おうかな。
なんか新しい味も出てるし。
(スムースレギュラーとパープルメンソール)
これで気兼ねなく我が子を抱ける!と
思っていた矢先、下記の記事を見つけてしまった。
なんということでしょう。
これが事実なら「有害成分90%カット☆」という
触れ込みが危ぶまれる、致命的な問題である。
「禁煙先進国であるシンガポール」とか言ってる
時点でこの記事も若干嘘くさい気がするけど。
あそこは法律は厳しいけど皆パカパカ吸ってるし。
うーん、プルームテックもgloも一緒だろうなぁ。
おとなしく薬局でニコレットでも買うか…