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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

魂のルフラン

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今日はうるう日。
そうか、今年はオリンピックの年か。
なんか最近は世間の波に置いて行かれてるなー


今日は部会で発表をした。
以前社外研修で受けたAWSセミナーの
内容について、学びのアウトプットだ。

社内でこういった発表の機会があるのは
非常にありがたい。資料が出来てなくて
昨日はほとんど寝れなかったけど。


もしも僕がスライドシェアのアカウントを
持っていたなら公表したいところだが、
会社名まで入ってるからどの道難しいか。
資料としては非常にいいものができたが、
僕自身の練習不足もあり、発表はなかなか
お粗末なものになった。

自分の発表を振り返れるために、事前に
ボイスレコーダーをONにして臨んだわけだが、
なんかもう聞き返すのも憚られるレベルだ。
頑張って聞くけども。


まぁでもこういう習慣って大事だな。
ボイスレコーダーは素晴らしい。


ナナシシリーズ

久々のオカルトネタ投稿。

「祟られ屋シリーズ」「師匠シリーズ」に引き続き、
「ナナシシリーズ」を掲載する。


上記のリンクを踏めば分かるが、携帯サイトである。
今日び、携帯サイトなんて絶滅危惧種に思える。
このサイトは2009年に始まり2011年に閉鎖したが
サイト自体は今でも残っている。古いサイトだ。

「ナナシ」というのは、作者の親友である
七島京介という男の子のニックネームだ。

お調子者だけどどこか陰のあるナナシ、
影が薄くて性格も大人しい作者・ハル。
彼らが織り成す甘酸っぱくてほろ苦い青春時代の、
恐怖と悲嘆と後悔が入り混じった美しき昔語りだ。


では、投下開始。

第1話 懺悔(始めに)
第2話 親友の話
第3話 窓の向こう側
第4話 恋煩い
第5話 きみのて
第6話 きみが呼び出したかったものは
第7話 知らないしあわせ
第8話 きみに出会った春の夕暮れ1
第9話 きみに出逢った春の夕暮れ2
第10話 手向けた花
第11話 独白1
第12話 揺れてつかの間1
第13話 揺れてつかの間2
第14話 狼少年の墓標
第15話 終わりに近づくそのまえに序
第16話 終わりに近づくそのまえに1
第17話 終わりに近づくそのまえに2
第18話 独白2
第19話 終わりへの秒読 0
第20話 終わりへの秒読 1
第21話 優しい悪夢
第22話 サヨナラ
第23話 
第24話 最後の夜
第25話 独白3
第26話 きみとぼくの壊れた日
第27話 終りへの始まり
第28話 さがしもの1
第29話 さがしもの2
第30話 さがしもの3
第31話 ナナシマキョウスケの手記
第32話 さがしもの4
第33話 なくしもの
第34話 永遠の出口

最終話 最後の話


サイトには、作者の生存記録としてブログが
残っている他、ツイッターもされているようだ。
興味がある方はフォローされてはいかがでしょう。


では。

仕事上手は床上手

今日は久々にセミナージプシー・デーだった。
「友だちひゃっくにんでっきるかな♪」的な
気持ちで臨んだ珠玉のジプシー精神。
要は人脈を広げたかっただけである。


午前中はいつぞやエントリーに書いた
Youtubeビジネスに関するセミナーだ。
このセミナーは結局情報商材の販売セミナーで、
白石達也さんという若き実業家が代表をされている
「ランドオブハンモックユーチューバー」
とかいうコミュニティへの勧誘が目的だ。


上記のサイトだけを見ると非常に香ばしいが、
商材自体はおかしなものではないと感じた。
Youtubeの特性を逆手に取った非常に再現性の
高いビジネスで、これを始めたらそこそこの
お小遣いは稼げるのではないかと思う。
白石さんのマインドセットにも触れられるだろう。

僕はこのセミナーの内容は1回聞いてるし、
そもそも友達作りが目的で参加したワケだが、
残念なことに今日の参加者は僕一人だけだった。

ちなみに、参加者が僕一人だけだということは、
朝、家を出る前に講師からの電話で発覚した。
「お一人ですので、カフェで二人で会いましょう」
もはやセミナーですらなく、ただの朝デートだ。
しかしまぁあれだ、参加者がいないなら講師と
仲良くなればいいじゃない。僕は俄然強気だった。

行ってみれば、可愛らしい年上の女性の方だった。
しかも、概要だけさらっと話すのみで、以前参加した
セミナーのような内容の濃さはなく、お互いの現状や
世間話でほとんど終始してしまった。
なんじゃこりゃ、ほんまに朝デートやんけ。
確かに当初の目的通りではあるが…


朝デートで気をよくした僕は、梅田で昼飯を食べて
すぐに2件目のセミナーに向かった。その内容は、
いま流行りの民泊ビジネスについてのセミナーだ。

Airbnb(エアビーアンドビー)という
Webサービスをご存じだろうか。

年々増加している日本への外国人旅行者と、
宿泊者を探している不動産オーナーとの、
民泊用マッチングサービスである。


このセミナーはつまるところ、民泊を用途とした
投資用不動産の販売を目的とするセミナーだった。
話を聞けば、いわゆるサブリース契約と言われる
転貸目的の不動産経営よりも、民泊用の不動産の方が
利益率が高いというもので、僕は当初の目的を忘れ、
思わず話に聞き入ってしまった。

不動産オーナーが最も恐れているのは空室リスクだ。
民泊という性質上、空室の期間が出来やすいのでは
ないかと勘繰っていたが、実績としてはだいたい
稼働率は80%ほどで、問題なく利益は出るそうだ。
しかし、民泊というのがただのトレンドであれば、
その需要がいつまで続くか分からないという点が、
先行きの不透明さという懸念材料として残る。

いずれにしても、1ルームのオーナーは今では
大阪で飽和状態で、苛烈な価格競争下にあるようだ。
1ルームはオワコン。これからの民泊は戸建てだ!
と、講師の方の鼻息がいっそう荒くなってきた。

講師の不動産トークにどんどん熱が入り、それに
誘発された僕もどんどん過激でグレーな熱い質問を
ぶつけまくった。気付いた時には他の参加者は
みんな帰っており、残された僕は不動産業者と、
新しい物件を見に行く日程の調整を行っていた。
あれ…友だちは…?みんな帰っちゃったの…?


こうして今日の僕の目的は達成されることもなく、
一人の友達すら出来ずにオメオメと帰ってきた。
あまりにも悔しくて帰り道にナンパを試みるも、
持病であるヘタレ病が発症して地蔵に陥る始末。

誰が言ったか、「仕事上手は床上手」*1
完全に下ネタだが、これはまさしく真理だ。金言だ。


くっそー、悔しい。もう友達なんていらねぇ。
なんとしてでもナンパを成功させてやる。

*1:「床上手」ではなく「恋愛上手」かも。

炎のさだめ

以前所属していたコミュニティといったん
距離を置いていた僕は、最近は全く別の
コミュニティに参加している。

ちなみに、距離を置いているとは書いたが、
前のコミュニティから離脱したつもりはない。
資産構築や思考習慣について色々教えてもらった
恩は忘れてないし、資産的な意味では今でも
お世話になっているからだ。大変ありがたい。
向こうに見限られたらそれまでの話だけど。


別のコミュニティに参加するという行為は
裏切り行為に該当する行為なのだろうか?
僕は全く裏切り行為だとは思っていない。

僕は身銭を切ってセミナーに参加していたわけで、
それは完全に僕の選択である。そして、そこから
離れたことも僕の選択であり、そこにはまったく
裏切りという要素はないと思っている。


そもそも裏切りという行為が意味するものは、
「敵に味方して、元々の仲間の敵になる」
という行為を指すものだ。

ゲットバッカーズという漫画に登場した
史上最強最悪の運び屋・赤屍蔵人のように
「裏切り者…?私は誰の味方でもない…
 だから私は裏切り者にはなりえない」
的なセリフを言ってみたいものだが、
実力のない僕が言っても寒いだけである。

前のコミュニティへの本当の意味での裏切りは、
夢を諦めてこのまま大人しくサラリーマンを
続けることだろう。それも悪くないけどね。
とりあえず、私は元気でやっておりますよー。


最近参加しているセミナーは、今後ビジネスを
していくことを念頭においた非常に実践的な
セミナーだ。少しでも早く自分も始めたいと、
うずうずした気持ちが止まらないでいる。
しかし、色々と心配していることも多い。

随分前のエントリーでも書いたが、
「期待は感情の借金」なのだ。今の高鳴りは
ただの感情の前借りで、この小さな野望の炎は
いつ消えてもおかしくないほどに頼りない。
それくらい僕の感情の絶対量は少ないのである。

前のコミュニティは信用できた。
今のコミュニティも信用できる。
一番僕が信用していないのは自分自身だ。
いい加減で気分屋で、熱しやすく冷めやすい。
そんな人間の本気がいつまで続くのだろうか。


とりあえず今は、目の前の課題をこなすのみだ。
ガソリンが切れるまで突っ走ってやろうと思う。

この、小昏く蒼い、温度も低い炎が消えないように。

ウミベの過負荷

会社なう。仕事中なう。

決してサボっているわけではない。
 
いま現在、まさしく開発案件のテスト中だが、
テストデータが巨大すぎて処理が終わらないのだ。
なので、あまりにも手持ち無沙汰なので
ブログを更新してしまった。反省はしていない。
 
 
システム要件には機能要件と非機能要件がある。
機能要件は「こんな機能が欲しい」というお客様の
要望を要件として定義付けしたものなので
イメージしやすいだろう。それに引き換え、
非機能要件というのは「機能面以外のすべて」を
指す、非常に便利で厄介な言葉である。
 
JUAS(日本情報システムユーザー協会)の
「非機能要件要求仕様定義ガイドライン」によると
下記の10種類に分類されるらしい。
 
・機能性(合目的性やセキュリティなど)
・信頼性(高負荷に対するタフさ)
・使用性(使いやすさ)
・効率性(スピード、ムダの無さ)
・保守性(修正・機能拡張のしやすさ)
・移植性(別環境への移しやすさ)
・障害抑制性(バグりにくさ)
・効果性(システムの費用対効果)
・運用性(運用の容易さ)
・技術要件(その他アーキテクチャ)

 
なんだよその他アーキテクチャって。
意味わかんねーよ。なんでもアリかよ。
つか非機能要件に機能性含んでんじゃねえ。
確かに意味合いは違うけどややこしいだろ。
 
そんなワケで僕は、上記のうちの1つである
信頼性の検証のために、大量データをシステムに
ブチ込んで検証中だ。頼むぞー、耐えろ耐えろ。
 
 
待ってる時間が馬鹿馬鹿しくなったので
こっそりブログを更新した次第である。
そもそも待っておく必要もなかったので、
もう今では駅のホームにいるからワンダー。
 
さて、かーえろっと。
 

よく払い、よく怒れ

知り合いのツテで税理士先生に会ってきた。
不動産を持っているにも関わらず確定申告を
サボってきた僕は、意を決して確定申告を
することにした。どうせ避けては通れない道だ。
せっかく買ったのにもったいないしね。

サラリーマンであれば、源泉徴収という仕組みで
給与から税金が自動的に天引きされている。
なので、あまり納税という感覚はないのが普通。
確定申告をしなくても年末調整という形で
勝手に還付される。本当に素晴らしい仕組みだ。


自営業者や社長さんは従業員なんかより
よっぽど税金の仕組みに精通している。
そして、おしなべて節税に余念がない。

大企業の節税スキームと言えば、我らがGoogle
AppleAmazon.comも大々的に行っている
「ダブルアイリッシュ&ダッチサンドウィッチ」
なんかは有名な手法なのではないだろうか。
噂によると、ダブルアイリッシュについては
去年の税制改正で実質終了したらしいけど。


すげぇ仕組み。よく分かんないけど。
節税のためにここまでやるんすか、先生。

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大企業でない中小企業でも、ある程度あるいは
それ以上の節税努力をしていることだろう。
個人でも不動産を所有している人、あるいは
ビジネスを行っている人であれば、必ず
確定申告を行うべきだ。そう、僕のように、
速やかに税理士先生に相談することを推奨する。


…まぁ、ここまで書いといてなんなんだけど、
個人的には、儲かっている人はある程度は
多めに税金を納めるべきだと考えている。
全ての国民は必ず税金の恩恵を受けているんだから。
それに、そもそも納税は国民の義務だしね。

節税は悪ではない。悪いのは、知っている人なら
誰でもパカパカ節税が出来てしまう仕組みだろう。
国が定めた法律には、意外なほど抜け穴が多い。

税金をしっかり払い、税金の使われ方をしっかり
考えるのが国の正しい在り方ではないかと思う。
正直者が馬鹿を見る社会なんておかしいじゃん。
相互扶助という考え方は素晴らしい概念だ。
(怠け者を増産するという負の側面もあるけど)


…なんて意識高い系のエントリーなんだ。
僕ももう少し政治や経済に興味を持とうかな。

4枚目のカード

死ぬほど帰りが遅くなった。
いつもどおり投稿時刻をいじってブログは
平常運転しているかのように見せかけているが、
本来ならその日のうちに更新したいところだ。


今の会社に入社してわずか1年ほどで
会社員の生活に幾許かの虚無感を覚えた僕は、
フラフラと社外で活動を始めることになった。

当時、いつも頭に浮かんでいたのは、
いつかのLIFEカードのCMである。

これの「転機到来編」。
このCMのシリーズは全部好きだけど、
「転機到来編」がなぜか忘れられない。

つまるところ、サラリーマンが今以上の
収入を得ようと思った時に、引けるカードは
「転職」「独立」「出世」しかないのだ。


安定した給与所得以上の魅力は会社にはないため、
出世という選択肢はハナからなかった僕は、
転職か独立という目標を朧気ながら考えた。

しかし、転職にはそれ相応の能力が当然のごとく
求められる。いつかのエントリーにも書いたが、
元々行きたかった業種は政府系金融機関か、
保険業界の専門職だったが、政府系金融機関
超絶エリートの集まりだし、保険の専門職は
超難関資格が必要な上に長い時間がかかる。
転職という野望はあっさり潰えた。

じゃあ独立すべきかというと、そんなリスキーな
選択が出来るほど当時の僕は夢見がちではなかった。
企業生存率って知ってる?絶対潰れるじゃん。
そもそも、なんのスキルもないし知識も経験もない。
そんな若造にいったい何ができるというのだ。


こうして全ての選択肢が消えた。
いったい何だったんだよ、LIFEカードのCM。

しかし、我々には実は、切り札とでもいうべき
隠された最後のカードが残っている。
それが「副業」というカードだ。
(むちゃんこ普通の選択肢である)


転職しようが独立しようが出世しようが、結局
収入源が一つであるという事に変わりはない。
収入源が一つというのが諸悪の根源なのだ。
この問題は副業によってクリアできる。

もちろん、副業が会社にバレれば解雇される
リスクもあるし、業務時間以外も働くのが
嫌だという意見ももっともだと思う。

そもそも副業ってなんなんだろう。
収入をもたらすものが資産だとしたら、
その種類を大別すると
「ビジネス」・「ペーパー」・「不動産」
である。ペーパーは株や債券など紙の資産を
意味する言葉だが、それらを副業として
禁止している会社はそうそうないだろう。

では不動産はどうだ。これについては一概には
言えないが、不動産投資を個人で行うことは
一般的に想定されていないので、社内規定で
禁止されるということもないような気がする。
言わないに越したことはないけど。


ペーパーや不動産はOKで、ビジネスはNGだという
理由はいったい何なんだ。休日は本業のために
しっかり休めとでも言いたいのだろうか?
じゃあ遊びに行くのも禁止にしろと言いたい。
本業に影響が出ない範囲であれば業務上は全く
問題ないはずなのに、本当に意味が分からない。

そもそも、日本の労働基準法では副業は禁止されて
いない。あくまで、会社が社則を設けて、勝手に
従業員を縛っているだけである。


というワケで、僕は今では何の躊躇いもなく
副業する気マンマンである。それを咎められる
謂われはないし、咎められたその時は大手を振って
自主退職という漢の花道を飾るのみだ。
よーし、ラット抜けするぞー。

銀色の雨が降ってきたら


「雨が降っても自分のせい」


松下幸之助さんの有名な格言である。
とかくビジネスの世界で引用されがちだが、
僕はこの言葉を初めて聞いたとき、
「素晴らしい心構えだ」と思う僕と
「ふざけてんじゃねえ」と思う僕がいた。

まず前提として、僕は自分を含め、
何か起こった時にいつも他人や環境のせいにする
非建設的で浅ましい考え方は大っ嫌いである。

悪い結果が出た場合に、その責任を違う誰か、
あるいは環境のせいにするのはラクだろう。
しかし、いかなる場合・いかなる状況でも、
本当に自分に落ち度はなかったかを考える事は
今後の自分の成長に繋がるはずで、そこから
新たなアイディアが生まれることもあるはずだ。


責任転嫁は思考停止。
そこに反論の余地はない。

しかし、その考え方を他の誰かに押し付けられる事は
全く別の問題だ。なんでもかんでも全て自分のせいだ
と言われるのは、聞きようによっては極めて傲慢な
考えで、悪意のある人間にいいように食い物にされる
危険性も孕んでいることに気付いてほしい。
そしてその場合も「自己責任」の一言で片づけられる
と思うと、それはちょっと違うんじゃないの、と
反論したい衝動に駆られてしまう。一理はあるけど。

すべて自分のせいだという考え方を強要するのは、
心の弱い人間であれば徹底的に自分を責めさせられ、
卑屈で自虐的な人間になってしまう可能性もある。
新興宗教でよくある洗脳手口だ。

だいたいなんだ、雨が降ったらって。
雨は天の恵みだ、人間が降らせられるわけがない。
それを自分のせいだとする方こそ傲慢ではないか。


本当に、あの松下幸之助さんが、上記の意味で
この言葉を残されたのだろうか?僕には疑問だった。
…と思って調べたら、同じ考えの人いたー!


素晴らしい。禅の言葉の「日々是好日」
晴れの日も雨の日も、それぞれが大切な日々。

「雨だから悪い」のではなく、
雨が降ったことをどう捉え、
その上でどのように事を為すか、
その心構えを説いたのが
「雨がふっても自分のせい」
それが松下幸之助さんが伝えたかった事ではないか。

うんうん、これなら納得。

ちなみに松下幸之助さんは、上記の名言の他に
「雨が降ったら傘をさす」
という言葉も残しておいでだ。


つまり、「何をすべきかは状況に従え」
次々起こる問題を解決していくことの連続で、
自然とビジネスは育っていく、という。

だから多分、「雨が降ったら自分のせい」の解釈は
上記の意味で間違いないと思う。…はずだ。
なーんか、変に曲解されてるとしたら腹立つなー。

人に雨を降らせることなどできやしない。どうせ
降らせるならアムリタ(蜜雨)を降らせてくれ。

ローカルワークの探究者たち

随分前からの話ではあるが、プロブロガーとして
名を馳せているイケダハヤト氏が、ブログを
小休止?状態にし、noteやら有料サロンやらで
ガッツリお金を稼ごうとしている行動が、
はてなブログ上で物議を醸していたようだ。


氏の作り出すコンテンツが面白いのか、
ブロガーが金儲けに走るのは悪なのか、
それに言及するほど僕は傲慢ではない。

氏の得意の炎上芸が功を奏したのかなんなのかは
知らないが、氏が何かやらかすたびにその言動は
人々にバズられ、氏の収入に一役買っている。
人々に批判され、嫌われれば嫌われるほどに
氏は計算通りだと喜んでいることだろう。
本当に本意かどうかは知らんけど。


ちなみに僕は、氏のことが嫌いではない。
僕は一度、氏がゲストとして参加した
イベントに行き、氏と会ったことがある。

HELLO life」という、新しい働き方を提供しようと
している民間団体が大阪にあり、そこのイベントで
氏と川人ゆかりさんがゲストとして出演していた。


僕はその当時、イケダハヤトというブロガーの
存在を知らなかった。氏の印象としては、若干
皮肉屋ではあったが、質疑応答でもしっかり
自身の意見を持って論理だった受け答えをしていた
ことから、僕の中では結構好印象な人物だった。

このイベントは「脱・都会計画」の名のもとに、
ローカルワークの実情について赤裸々に語る、
というもので、僕の求めていた内容ではなかった。
川人ゆかりさんが美人過ぎて惚れちゃったけど。


と、いうわけで、このイベントで川人さんに
惚れた僕は、なぜかイケダハヤト氏のことを
嫌いになれずいる。美人は偉大である。

皆さん、川人ゆかりさんが代表をされている
ローカルキャリアカフェをよろしくお願いします。
(HPが存在しないため、ツイッターを貼付け)

 

群集心理と準拠集団

例えば、様々な民族の人が乗った豪華客船が
沈没しそうになっていたとする。その際に、
それぞれの乗客を海に飛び込ませるには、
どのように声をかければいいか?

イギリス人には
「紳士はこういうときに飛び込むものです」
ドイツ人には
「規則では海に飛び込むことになっています」
イタリア人には
「さっき美女が飛び込みました」
アメリカ人には
「海に飛び込んだらヒーローになれますよ」
ロシア人には
ウオッカのビンが流されてしまいました、
 今追えば間に合います」
フランス人には
「海に飛び込まないで下さい」
中国人には
「おいしい食材が泳いでいますよ」
北朝鮮人には
将軍様が飛び込めと仰っています」

そして日本人には
「みんなもう飛び込みましたよ」
と伝えた。


各国の民族性を皮肉った、超有名な
エスニックジョークである。
(色々と改変バージョンが存在するが)



「他のみんながやっているから自分もやる」
群集を構成する人々の感情や行動が、同じ方向に
収斂していくという群集心理は、いかなる集団にも
普遍的に存在する心理だが、日本人の場合の収斂の
キーワードは「周囲に合わせる」なのである。

僕は天邪鬼なので、みんなと同じで没個性的に
陥ることを嫌う傾向にあるけれど、有事の際は
上記のセリフであっさり海に飛び込むだろう。

罪の文化」ではない「恥の文化」に生きる。
悪目立ちするのを良しとせずに付和雷同する。
物凄く人目を気にしてしまう、シャイな民族。
それが日本人なのだ。


多くの日本人が周囲を気にして大衆に迎合する
一方で、人目を全く気にしない一握りの天才たち
あるいは変態たちが日本には確実に存在し、
彼らがこの国のトレンドや技術革新を先導する。

彼らと我々凡人では、集団としての性質が全く違う。
彼らの常識は凡人にとって非常識であり、
凡人の常識は彼らにとって非常識なのだ。


「準拠集団」という言葉がある。
価値観や行動規範の基準となる集団のことを指す
心理学用語で、必ずしも自身が所属している集団とは
限らないが、ほとんどの場合は所属集団が該当する。


人は何か基準があるから行動できるのであって、
その基準は過去の経験や知識・そして現在の
所属集団という環境である場合が多い。

「共有している時間が長い5人の平均があなただ」
という言葉にもあるように、自身が所属している
集団というのは自身の今後の人生を形作るための、
非常に重要な要素になっているようだ。


今の自分の環境に不満があるなら、思い切って
所属集団を変えてみるというのも有効だと思う。
そしてその変化は、きっと今までにない
新たな価値観を与えてくれるはずだ。

変化が何であれ、変わっていくことを楽しもう。
そう遠くない未来が明るいことを想像しながら。