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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

無償の愛に見る行動原理

午後からは、奈良県大和高田市へ。
バイク事故で入院中の友人の見舞いだ。

入院しているのは会社の同期だ。
趣味であるモトクロスのレース中に、
アクシデントにより大腿骨を骨折したそうだ。
なんとも痛ましい…


病院の所在こそ大和高田市だったが、
最寄り駅は近鉄南大阪線尺土駅

失礼を承知で言えば、「田舎の駅」という感じだ。
民家や畑の合間を縫うように走る線路の上に、
飾り気のないシンプルなホームと連絡通路。

都会の駅のような無機質さはなく、周辺には緑が多く、
快晴だったので空いっぱいに青空が広がっている。

…いいなぁ。

長閑で最高だ。

やっぱり老後は隠居して田舎暮らしだな…


駅にて、見舞いメンバーと合流。
そして駅から歩くこと20分。(遠いだろ笑)
病院に着いた。

あまり心配はしてなかったが、
彼は相変わらずのほほんとしていた。
ただ、入院生活が死ぬほど退屈らしく、
いつになく口数が多くて饒舌だった。


小一時間ほど話した後、病院を後にした。

帰り際、
「わざわざ来てくれてありがとう」
と、彼から感謝の言葉をもらった。

友人が入院したら見舞いに行くのは当然だし、
もちろん見返りなんて考えてないつもりだった。

それでも、彼の笑顔と感謝の言葉で、
「来てよかったなぁ」と思った。


「無償の愛」という美しい言葉があるが、その根底には
「誰かに感謝されたい」という原始的な欲求があるのかなぁ、
と、なんとなく考えた。

まぁ、見舞いに行っただけの話を
分解すると色々台無しになるので、
これ以上は考えないことにする。


とりあえず、
今日はほっこりした気分で帰路に着いた。
感謝の言葉は口に出して伝えるのが大事だ。