AdBlock対策を実装してみた
以前のエントリーで、ブログランキングの
バナーを設置した話を書いた。そして、
ここで当然のように問題が発生した。
それはGoogle Chromeの拡張機能である
『Adblock』が有効な場合、バナーが
非表示にされてしまうという問題である。
広告と見なされるのね、そりゃそうか…
というわけで、AdBlock対策をやってみた。
方法については下記サイトが非常に参考になる。
スクリプト … Antiblock.org - Script-Download
基本的に上記のサイトに書いてある通りに
スクリプトを追加すれば、問題なく対策ができる。
(僕の場合はフッタにスクリプトを追加した)
(ちなみにJavascriptの判定も行うようになる)
ただし、注意点が2つある。
1つ目。スクリプトを提供しているのは
英文サイトであるため、そのまま貼り付けると
AdBlock対策のメッセージは英語・ドイツ語・
フランス語・スペイン語のものが表示される
ということだ。
少なくとも、僕のブログは日本人以外を
読者の対象としては考えていないため、
メッセージを日本語に変える必要があった。
2つ目。そのまま貼り付けた場合、AdBlockに
反応すると画面いっぱいに真っ白なブロックが
表示されるため、人によっては驚かせてしまう
ショッキングな画面なので親切設計ではない。
なので僕は、画面全体に表示するのではなく
画面真ん中に小ブロックを表示する形式をとった。
多分その方がショックが少ないんでないかな…
htmlのブロック要素を画面中央に寄せる方法は
下記サイトを参考にしながら悪戦苦闘して完成。
(気分次第で公開する予定)
結果、AdBlock有効時、僕のブログは
下記画像のように表示されるようになった。
うんうん、いい感じ。
これで一件落着、めでたしめでたし。
…と言いたいところだが、その実情は
結構複雑な話だ。というのは、AdBlock対策は
AdBlock利用者にとって当然ながら印象が悪い。
閲覧者の気持ちに立てばもっともな話だ。
上に挙げたサイトのコメント欄にも書かれていたが、
無秩序な広告の氾濫や、悪意のあるユーザーが
仕掛けたマルウェア広告など、世のサイトには
「広告のモラルハザード」が依然として窺える。
その中で、リスク軽減のために広告対策を行うのは
当然の流れで、その中でAdBlockの一時解除を
促すのは非常に危ういことを行っているのかも。
しかし広告を完全にシャットアウトするのも
それはそれで問題が出てくるはずで(Googleとか)
広告業の健全性を問うような難しい問題である。
とりあえず、いったんは今のままで様子見。