今日は会社の部会があった。
その際、兼ねてから企画していたことを実行した。
部長と先輩への出産祝いプレゼント企画である。
先輩は去年の12月に、部長は今年の1月に
お子さん(第一子)が生まれたということで、
部員一同なんとか出産祝いを渡したいと思って
水面下で画策していたワケである。
企業勤めの人なら分かると思うが、
この手のお祝いイベントは意外と多い。
そして多くの会社員は、
「もちろんお祝いはすべきだと思うけど、
自分で取り纏めするのはちょっとな~…」
と考えている。
会社員とて、そこはやはり人間。
誰だってめんどくさい役回りは避けたがるものだ。
かくして、そういっためんどくさい役回りは
僕のような下っ端に回ってくるのである。
くそっ、みんな本当に好き勝手言いやがって…
本来、こういった企画は、個人的には
サプライズ性が重要で、当日まで本人に
黙って進めていくケースが多かった。
しかし、色んな人に話を聞くと、出産祝いは
他の人からのプレゼントと物がかぶったり、
いらないものをもらったりするケースが
どうやら物凄く多いらしい。
うちの会社の主婦層にも聞いてみた。
出産祝いを贈るとしたら何がいいか。
「うーん…。私なら、どんなものを貰っても、
『いや買う前に言えよ』って思うかな。」
なんと!出産祝いは相談ベースで買うものなのか!
まぁこれは場合にもよるんでしょうけど…
と、いうわけで、今回はサプライズ性を犠牲にし、
予算内で当人たちが望むものを事前に聞き出し、
調達し、本日無事に渡しましたとさ。
まぁ、その当時は『銀の匙』という漫画に
ハマっていたので、本当なら銀のスプーンを
贈りたかったのだが。そのことを女性に言うと、
「…奥さんは絶対『いらねー』って思うよ」
とのこと。えー、マジでー。
いいと思うんだけどなぁ、銀のスプーン。