勝負事の前は爪を切るな

「ギャンブルッ！」って漫画に書いてあった。
賭博の世界にあるジンクスらしい。

ギャンブラーは、勝負事では時に命を賭ける。
その際、精神的優位性や戦略や話術も重要だが、
自分の研ぎ澄まされた五感が何よりも重要で、
今までと感覚が少しでも狂うと致命的になるとか。

切った爪の重さだけでも感覚が狂うとか
想像を絶する世界だが、果たして本当だろうか…


今日は別にバカラとかポーカーとかそういった
類のギャンブルに参加していたわけではなく、
「イノベーター」とかいうカードゲームをした。

経営者の立場に立ち、人材やシステムという
資本を駆使しながら経営を切り盛りする感覚を
遊びながら学べるカードゲームだ。
１年くらい前に開発されたらしい。

開発社であるエムシー工房さんはシステム開発の
仕事もしており、クライアントの業務的問題点が
システム導入によって効率化できることを
説明する際に、このカードゲームの前身である
手作りの厚紙を使って説明していたようだ。

その説明が思いのほか好評を博したため
製品化された、という開発経緯がある。


今日は初参加ということでイージーモードでの
プレイだったが、感想として非常に面白かった。

経営資源や決算サイクルがとても分かりやすく
モデル化されているし、マーケットのイベントも
バランスよく設定されている。
状況に応じてどういった経営判断を下すか、
会社のシビアさも体感することができる。

参加者が俺一人だったのは残念だが…

今度また大人数でのゲーム会があるようなので、
時間が合えば行ってみようかな。


カードを引く際に「ドロー！」と言うのは、
まるで遊戯王みたいで笑いそうになった。