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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

亡国輪廻

今日も外は暑い…
昨日の晩までは涼しかったのに…
昔はこんなに暑くなかったのに…
 
もはや異常気象は異常ではなくなっている。
地球は着実に滅亡へ向かっているような気がする。
 
 
 
寄生獣」という漫画が随分前に映画化されたが、
主人公シンイチの寄生獣「ミギー」の台詞で
好きな台詞がある。
(映画版は見てないので知らないけど)
 
「私は恥ずかしげもなく『地球のために』と
 言う人間が嫌いだ。なぜなら地球は初めから
 泣きも笑いもしないからだ。
 知ってるか?地球上の最初の生物は
 煮えた硫化水素の中から生まれたらしいぜ」
 
みたいな感じの台詞だった(うろ覚え)。
寄生獣は名言の宝庫だと思う。 
当時読んだ時分はいたく共感したものだ。 
 
人間は自分で自分の首を絞めるのがお好きらしい。
この地球温暖化もそうなんだろうなぁ。


遥か悠久の昔から今の世代まで受け継がれてきた命。
それが、いつ、どこで歯車が狂い始めたのだろうか。

森林破壊、水質汚染地球温暖化、エネルギー問題、
人口爆発、食糧危機、生態系の崩壊、etc...
環境問題はもはや取り返しがつかない事態に
なっているような気がしてならない。

文明の発展とともに世の中はどんどん豊かになり、
その反面、人々の心はどんどん貧しくなっていく。
いつしか感謝の心も忘れ、秩序は麻の如く乱れ、
身勝手な人間ばかりが世にはばかる時代になった。


栄枯盛衰は世の理。
生まれたものは必ず死ぬ、それが自然の摂理。
それは生命だけではなく、文明も然りだ。

地球上で栄華を極めた人間社会という文明も、
やがて、人類自身の手によって滅亡する日を
迎えることになるだろう。

人類の歴史なんてたかだか数十万年くらいのもので、
地球そのものの歴史を考えたらわずかな期間だ。
この時代も所詮滅亡までのプロセスの一部に過ぎない。
そんな風に思う。


だからと言って別にエコを否定するつもりはないけど。
分相応に、やれる範囲でエコは推進すればいいと思う。
地球のためでなく人類のために。