スピーク・ライク・ア・チャイルド
今日は俺の師匠であるKさんのセミナーに行った。
(セミナーに行く行動はもはや慣習化されている)
以前行ったワークショップと同様の形式で、
質問に対して自分自身の中の答えを探す
自己啓発的な内容だった。
その中で、自分が気になった質問を
幾つかピックアップしてみる。
●明日死ぬとしたら後悔しますか?
これは確実に後悔する。というか、
俺と同じ年次のサラリーマンであれば
一人として後悔しない人はいないと思う。
(後悔しないという人がいれば名乗り出てほしい)
これは完全に自分の主観を交えた話になるが、
男に生まれた以上、何らかの形でこの世界に
爪痕を残したい、という欲求が誰でもあると思う。
自分はまだ何も残せていない。
そんな状態で死ねば後悔するに決まっている。
なんか以前の記事で書いたなぁ…
では、この世界に爪痕を残す準備をしているか
と聞かれれば、まだ何も出来ていないのが現実。
だからこそ、就業時間外はなるべくそういった
ことを目指す時間に使わなければいけない。
遊んでられる時間などあるものか。
●10年後も今の仕事をしていますか?
10年後といえばもう四十路前後だ。
今の仕事はしてないだろうなぁ…
自分の理想としては、今の会社ですべき事を
完璧にこなして惜しまれながら去っていくことだ。
じゃあ、なぜ今の仕事にしがみついているのか、
という疑問が浮かんでくるが、これはひとえに
自分が臆病で、まだ覚悟が出来ていないからだ。
何より、まだ自分が会社を辞めてからの生活が
イメージが出来ていない。
自分自身の臆病さを払拭してハラを決めるには、
人によっては長い時間がかかるものだ。
(特に俺の場合はそうだ)
こういったワークを通して自分自身と対話し、
自分の声を聞くことはかなり有効だと思う。
●お金を貰えなくても今の仕事を続けますか?
確実に続けない。だって生活できないもん。
それなら他の仕事探すわい。
まぁでも、この質問の言わんとしていることは、
生活のためでなく、たとえお金を払ってでも
続けたいと思える仕事こそが、その人にとっての
本当のライフワークだ、というところだと思う。
そういう意味では、今の仕事はあてはまらない。
自分が心からワクワクする、好きなことのため。
あるいは、お金のためではなく学ぶため。
(金持ち父さんの第六の教えだ)
(参考:金持ち父さんの六つの教え)
未だ見ぬライフワークを求めて彷徨い歩いている
道中にいる自分を、ここで再確認できた。
他にも色々質問があったが、とりあえずこの辺で。
人は年を食えば食うほど、
物事を難しく考えがちになる。
社会通例や慣例的なしがらみに絡み取られ、
ますますこの世は住みにくくなっていく。
(夏目漱石の草枕みたいだ)
好きなものは好き、
嫌いなものは嫌い、
そんな風に単純に考えられたら。
子供のように話せたら、どれだけ楽だろう。
自分自身との会話、これからも続けていきたい。