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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

性別の境目がない宴の扉

昨日、大阪へ帰ってからすぐ、
友人と合流すべく本町へ向かった。

夜も更け始めた22時のことだ。


以前から仲のいい友人だったが、なんと
彼は最近になって女装に目覚めた。


以前彼と2人で、心斎橋の「En-trans」という
性別に対して開放的なバーに行ったことがある。
(要するに、女装男子が働いているバーだ)
そこで、みひろママと話をしたのがきっかけだ。
(無論、みひろママはれっきとした男性である)

それが彼の人生の
ターニングポイントとなったらしい。

そして昨日、ママに紹介してもらった
女装メイク専門の方のところへ行って
変身を遂げたようだ。


彼と合流する場所へ着いた。
女装しているであろう彼を待つ。
なぜかこちらも少し緊張する…笑

そして、無事に彼と合流した。

ウィッグをつけてるしマスクもしてるし、
最初は彼と気付くまで時間がかかった。

彼は物凄い羞恥心にかられており、
少し狼狽している様子だった。

しかし中々の完成度だ。
彼は結構小柄で顔立ちも整っているので、
メイク映えするだろうなぁと思っていたが、
遠目で見たら女の子にしか見えない。
(俺の目がフシ穴なのかも知れないが)


さて、この後どうするか。
とりあえず、タクシーで「En-trans」へ向かった。
この姿を是非みひろママに見てもらわねば…

バーに入ったら、スタッフの方々から
祝福の言葉をもって迎えられた。
今日は のリ・バースデイだ!と。
もどこか晴れ晴れとしている笑


LGBT」という言葉がある。
女性同性愛者(Lesbian)、男性同性愛者(Gay)、
両性愛者(Bisexual)、性同一性障害含む
性別越境者(Transgender)の頭文字を取った、
セクシャル・マイノリティを総称する言葉だ。

他にも、おかま・おなべ・おこげ・じょそこ・
トラニーチェイサーなんて言葉も。

ネットの普及とともに、
LGBTは徐々に理解されつつあるように思うが、
依然として偏見は残っているのではなかろうか。

だからそういう人たちにとって、
En-trans」は本当に「優しい止まり木」に
なっているんだろうなぁ、としみじみ。
(確か、バーテンダーの意味がそれだ)


ちなみに俺自身は、あんましそういう偏見はない。
「種の保存」という観点で言えば、
生物学的に正しいとは言えない気がするが。
社会学的には別にあり得る話ではないかと。

まぁ、「女装男子」=「性同一性」というのは
短絡的な考えであって、単なる変身願望であったり
ストレス発散であったりする場合もあるらしい。
ほんまでっかTVでやってた)
もちろんガチでそういう場合もある。


それにしても、性ってやつは
本当にディープだ…


神様の悪戯か、はたまたミステイクか。
現代社会が生み落とした歪みの一端か。

昔はアダムとイヴだけだったのにねぇ。