forLifeMap

仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

亡者でも最後は呻きを上げるか

完全に個人的かつ偏見に凝り固まった意見を
申し上げよう。システムエンジニアという
人種は、コンサルという人種が基本的に嫌いだ。

コンサルというと、明晰な頭脳、実績や経験に
基づく卓越した提案力、緻密な計算に裏打ち
された分析力を武器に、企業の課題解決に
尽力する、という何ともスマートな職種という
イメージがあるかも知れない。

しかし、システム開発の現場では、顧客視点やら
コストの妥当性とやらでアコギな提案をして
「今更テメー何言ってんだコラ」としか
言いようがないような、とにかく現場を
しっちゃかめっちゃかに掻き回したあげく、
責任も取らずに帰っていくイメージしかない。
エンジニアにとって、コンサルというのは
ある種の忌避すべき天敵でしかないのだ。


それでも仕事の上で関わるコンサル業者は
業として真面目?に取り組んでいる分
まったくもってまともな人種と言える。
この社会にとって本当に有害な人種は、
なんのスキルもないクセにコンサルを
自称する情報商材屋あるいはセミナー屋だ。

f:id:hNeumann:20180125235158j:plain


コンサルタント、コーチ、アドバイザー、
プロデューサー、メディアクリエイター…
自称するだけならタダだし誰でもできる。
特に、大した資産もないくせに資産形成を
お手伝いしますとか、起業経験もないくせに
起業支援させていただきますとか、完全に
頭がイカれてるとしか思えない。

確かに、世の中には優良案件が存在する。
しかし、そんな貴重な情報を安易に垂れ流す
人間が何処にいるというのか。ましてや、
凡人が閲覧・参加できる情報商材やセミナーに
「ここだけの話」などあるハズがない。
分かりやすく言うと、情報商材やセミナーは
「馬鹿が更なる馬鹿を騙して儲けるビジネス」
なのである。そこには理念もビジョンもない、
目先の日銭に目が眩んだだけの詐欺師まがいの
似非コンサルタントが世に蔓延っている。
(まともなセミナーもあるけど、ごく僅か)


悲劇的なのは、「未来への先行投資」という
口説き文句でブッ込んだお金を全く回収できず
泣き寝入りしてなお、それを「高い授業料」
として納得してしまう人が多数いることだ。

思考停止して唯々諾々とサラリーマンを続ける
人達より、「このままじゃマズイんじゃね?」
と気付いた分だけマトモな人であると言える。
そして、そんなマトモな人たちをカモにして
荒稼ぎする悪党どもは全員死ねばいいと思う。
呻きも聞こえぬ所で遺志も残さず死んでほしい。


ちなみに、この憎悪に満ち満ちた記事は、
本物のコンサルタントである永江一石さんが
似非コンサルタントをボコボコにする記事
刺激されて書いた。永江さんのブログは本当に
面白いしタメになるので、読んだ方がいい。
ツイッターは投稿頻度が凄まじいので注意)


…まぁ、僕も「起業はファッション」という
クチだけど。平成18年の会社法改正に伴い、
昨今では起業のハードルが下がった。僕も
さっさとサービスを作って法人を作りたいが、
人の道を外れた情報商材屋やセミナー屋に
だけはならないことをここに誓おう。