歴史が動いた日
すごいなー、トランプが勝ったなぁ…
素人目には大番狂わせに見えるんだけど、
結果を見ると圧倒的勝利としか言いようがない。
日経平均株価の下落、為替の変動など
相場は凄まじい値動きを見せたようだ。
そんな時に僕がなんとなく思い出していたのは、
今年6月のブレグジット(英国EU離脱)でなく、
国内の、2009年の民主党への政権交代だった。
あれは忘れもしない、政治にまったく
興味がなかった僕でも鮮明に覚えている。
当時は「麻生おろし」とか色々言われ、
自民党はオワコン、政権交代はあるかも?
と世間では俄かに期待されていた。
僕は当時、
「民主党が政権取ったらこの国も終わりだな」
と、なんとなく思っていた。
それくらい、当時の民主党は法案も政策も
イカレていた。しかしそれでも、何度も首相が
コロコロ変わる自民党に国民が嫌気がさしていた
のも事実。どうしようもなかった。
結果として政権交代が起こり、鳩山由紀夫内閣が
発足し、支持率は70%を超え、事業仕分けやら
なんやらとレンポーさんがメス入れで大活躍(笑)し、
15年ぶりの民主党政権は日の目を見た。
しかし、あっという間に支持率は陥落。
あれよあれよとスガ、ノダと首相は交代し、
結局「日本を取り戻す!」の自民党の手に
政権は返ってきた。
政権交代した時点で日本は終わらなかったけど、
着実に終わりに近づいているのは間違いない。
もう手遅れなのだ。米国もそうなるのだろうか?
それは分からないが、今日も歴史は動いた。
「自分の夢に人を巻き込むのがリーダーシップ」
誰かがそう言っていた(本田圭佑かな?)。
もしそうなら、結果的にトランプは
立派なリーダーと言えるのだろう。
それがどういった帰結を日本にもたらすのかは
分からない。税制、外交摩擦など、トランプが
親日ではないことは明らかな今、今回の結果は
そう遠くない未来、日本の破滅への道に拍車を
かけるものになる気がする。杞憂ならいいけど。
しかし…子供の喧嘩みたいな選挙だったな。
そういうの嫌いじゃないけど。