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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

ヒステリック・ボム

「前の開発でいったい何やってたのよ!」
閑静なオフィスのフロアに颯爽と怒号が飛んだ!
久々にヒステリックな叱責を受けてしまった。

事の発端は、今現在ある大型案件が動いており、
そのシステムテストに必要なデータパターンを検討
している中、以前の改修案件で使用したデータを
使おうと思って過去のフォルダを漁っていた際に、
当時の杜撰な管理状況が露見した事によるものだ。

何を隠そう、当時の案件リーダーを務めていたのが
他ならぬ僕だったのである。


当時は不慣れなリーダー作業をしていたために
決してシステマティックな管理はできていなかった
とは言え、一体何をそんなにヒステリックかつ
ドラスティックに声を荒げているのだろうか。
心当たりが多すぎて僕にはまるで分からない。
僕のプラスティックハートはぼろぼろである。

言わせてもらえば、元々僕は当時の案件に
無理矢理アサインされたようなものだ。
システムの内容も知らなければ管理技術もない、
そんなド素人が必死にプロジェクトを運営して
障害もなく無事にリリースできたのだから、
あの案件について言えば、無事に終わったこと
自体が奇跡なのだ。それを、当時のことを
今さら文句を言われても困っちんぐである。


確かに不備は腐るほどあった。
それこそ目を覆いたくなるほど。

しかしそんなものは最初からだ。

保守性が低すぎて陳腐化している設計書、
要件定義が工程として存在しない開発方針、
今の案件さえ終われば後は野となれ山となれ文化、
思い返せば問題だらけのプロジェクトだった。

そういった体質を改善できなかったことを
責められるのならまだ納得ができるが、
当時の状況を何も知らないのに一方的に
怒鳴りつけるのは一体どういう了見なんだ。
まったく納得がいかない。


その人もどうやらせっぱつまっていたようで、
感情のコントロールができなかったのだろう。
それは仕方がないのかもしれない。

一方、比較的感情のコントロールができるけど
ストレス耐性が極端に低い僕は、謂われなき
叱責を受けてもあまりに動じない代わりに
物凄く根に持つタイプなので、今日の日の
出来事を生涯忘れることはないだろう。
1日寝ればすぐに忘れるかも知れんけど。


しかし、僕の能力が低いというのも本当の話だ。
上記の件以外にも今日は色々と災難続きだった。

「怒られているうちが花だ」と口々に人は言う。
怒られるより怒られない方がいいに決まっている
とお気楽な僕は思うのだが、果たしてどうなんだ。
仮にその言葉が真実だったとしても、怒り方は
もう少し考えた方いいのではないか。

そんなことを僕は、怒ってくれた反面教師に対し、
心の中で真っ赤なベロを出して思うのであった。