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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

犬が西向きゃ尾は東

昨日、師匠であるKさんのセミナーに行ったとき、
「昔はスマホどころかポケベルだった」とか
体罰なんか普通にあってよく殴られた」とか
「今の若い子はビデオ(VHS)を知らない」とか
話の中で時代の流れをしみじみと感じた。

昔は、調べものと言えば図書館だった。
今は、Google先生が大体のことは教えてくれる。


便利な時代になったと思う反面、
情報が溢れすぎているように思う。
(これはよくある議論だけど)

ネット上には情報が多すぎるため、ユーザー自身が
その真偽を見定める力が必要な時代なのだ。

2ちゃんねる」の創設者であるひろゆき氏も、
「嘘は嘘であると見抜ける人でないと難しい」
と、2000年頃から既に述べていたように。

昔の2ちゃんはもっとアングラ色が強かったけど、
今はすっかりメジャーになったなぁ…


情報の真偽を見定めるためには、その情報が
「事実」なのか「意見」なのか「原理」なのかを
判断する必要がある。

その辺の解説については下記参照。



簡単のため、ワンちゃん(犬)で例えてみる。
(俺自身、ネコ派でなくイヌ派なので)
(…いや、ネコも好きだけど)


●事実
「犬はネコ目イヌ科イヌ属の哺乳類である」
「犬が西を向いていれば尾は東を向いている」
など。例外なく正しい。
確固たる証拠があり、その真偽が明白であるもの。

●意見
「犬は暑さに弱くて寒さに強い」
「ボールを投げたら犬は必ず追いかける」
など。正しいとは限らない。
事実無根で、俗説・経験則・イメージも多く含む。

●原理
「犬は舌を出すことで体温調節を行っている」
狂犬病になると犬は恐水症状を引き起こす」
など。例外なく正しい。
理屈が解明されている、原因と結果のメカニズム。


「事実」または「原理」であれば問題はないが、
「意見」であればその真偽は熟慮する必要がある。
それが必ずしも正しいとは限らないからだ。

「事実」なのか「意見」なのか「原理」なのか。
その違いを知ることが、この情報時代のカギだ。

俺自身、その違いをいつも意識するようにしている。
そして、学ぶべきは「原理」だと認識している。
投資もビジネスも、「原理」を知ることが大切だ。



…犬の例はかえって分かりにくかったな笑