町の小さなパン屋さん
更新が遅れてしまった…
昨日は夕方に寝て午前2時に目が覚めるという、
還暦はおろか米寿を迎えた爺様も真っ青な
謎の昼夜逆転現象が発生してしまった。
もう老化が始まっているのだろうか…
何しよっかな、と考えていたが、いつぞや誰かが
「京橋商店街には午前3時~午前3時で
営業しているパン屋がある」
と言っていた話を思い出した。
それって24時間営業じゃん…どういうこと?
気にはなっていたので、丁度いいし
ヒマだったので行ってみることにした。
職務質問されたらイヤだったので、
ちゃっかり身分証明書は持って行くことに。
草木も眠る丑三つ時。
うちのマンションは、深夜の時間帯は
廊下が消灯されていて真っ暗である。
あるのは非常灯の不気味な緑色の光だけだ。
「ドアが開きます」
というエレベーターの無機質な音声にさえ
ビクッとしてしまう。
チャリで滑走して京橋商店街へ向かう。
商店街のシンボルである「真実の口」が
ぽかんと口を開けて待ってくれていた。
何回見ても意味が分からない。
その近辺では、こんな真夜中でも
ガールズバーの客引きの姉ちゃんが
ちょろちょろといた。
風営法的に問題ないのだろうか、と思うけど、
これがなくなると「京橋らしさ」も失われる。
そうなると、ちょっと寂しい気もするから、
個人的にはそっとしておいてあげて欲しい。
商店街に突入することチャリで1分くらい。
件のパン屋を発見した。
時間は午前3時15分。
し、閉まっとる…!!
シャッターも半閉まりで、絶賛清掃中である。
そんな馬鹿な…情報が古かったのか…?
とりあえずパンが買いたかったので話しかける。
俺「すみません」
店「?」
俺「もうお店って閉まっちゃってます?」
店「いま閉めたとこですが…
あまりものでよければ中へどうぞ」
おぉ!さすが!心が広い!
さっそく中へ入る。
袋詰めになっている菓子パンを購入。
140円なり。安い。
レジでおばちゃんに聞いてみる。
俺「あの…、ここって3時に閉まるんですか?」
店「いえ、うちは24時間営業です」
ほう、やはり。
じゃあなんで午前3時~午前3時という
よく分からない表記をしているんだ…
店「ただ、月曜は定休日なので、
今日はもう閉めるんですよ。
明日の午前3時にまた開店します」
そういうことかっ!!
謎が全て解けた気がする。
なんだかスッキリ…
小売に詳しい人からは「そりゃそうだろ笑」
というツッコミをされそうな気がするが…
そして、午前3時30分頃、
夜食だか朝飯だかよく分からない時間帯に
家で朝食を食べるハメになってしまった。
(すぐ食べなくても別に良かったんだけど)
最後に、パン屋さんの宣伝だけ。
手作りパンの店「トリーゴ」。美味しいですよ。