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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

移設失敗談と雇用の軛

東京潜伏生活3日目。

引き続き、サーバ移設リハーサル作業だ。
 
 
昨日、なんとか現行サーバーから
新サーバーへのデータ移行が完了したものの、
今日になって移行手順に重大な過ちが
あったことが発覚した。
 
 
本来、データベースのデータを移行する際、
OracleであれDB2であれSQLServerであれ、
移行元のデータをエクスポートして
移行先のデータとしてインポートするものだが、
(ちなみに今回はOracle
どうやらそういう王道の手順になっていなかった。
 
その驚くべき方法というのが、
現行サーバーのデータベース関連の
システムファイルを、データベースの
ユーティリティを使うことなく
直接ごそっとフォルダごと移動させる、
というものだ。
(インストール自体は既に完了しているので)
 
今考えてみればあり得ない、物凄く稚拙な方法だ。
しかし移行の担当者は、検証時はそのやり方で
問題なく移行できたし、この方法なら
ユーザー定義や権限設定ごと移行できるので
こちらの方針にしたそうだ。
 
 
検証時にうまくいった理由は、
検証方法と検証環境が甘かった、というだけだ。
なにしろ、検証環境では移行元と移行先が
同一のドメインに所属していたのだから。
 
顧客の環境では、現行環境と新環境は
異なるドメインに所属している。
ドメインが異なればシステムファイルに
記述されているパスも変わってくる。
OracleはAD(アクティブディレクトリ)へ
 TCP/IPでアクセスし、ホスト名やドメイン名を
 取得している)
 
おかげで、新環境は新環境用のドメイン
設定していたにも関わらず、移行してきた
データは現行の古いドメインのままになっている。
もちろんホスト名も異なる。
そりゃうまく動く筈がない。
 
 
というわけで、今回の移行リハーサルは
大失敗という憂き目を見たわけだ。
お客さんの剣幕ときたらひどいものだった。
(こんなアホ臭いミスなので当たり前だ)
 
我々はただただ謝るのみ。
本当に申し訳ございませんでした。
(リハーサルで良かった…)
 
 
今回の一件では、従業員がいかに守られているか、
ということを改めて再認識させられた。
もしこれが個人のビジネスだった場合、
信用失墜で多大な機会損失になっているはずだ。
顧客に見放されたら明日のパンも
買えなくなるかも知れない。
 
しかし我々は従業員。
何か問題をやらかしても責任を取るのは
上の人間だし、ペナルティといってもせいぜい
給与査定に響く程度だ。
そうそうクビを切られることもない。
 
ぬるま湯だな、とつくづく思う。
 
 
まぁでも俺はこの案件には
急遽アサインされただけだし、
主担当の人間でもない。
 
反省はしてるが、そもそも今の
体制に無理がありすぎている。
 
この状況はいつまで続くんだろう。