システム屋さんの特徴
たまにはシステム屋さんらしい記事を書いてみる。
本当はもっとディープでギークな記事を書きたいが、
ネット上には自分とは比較にならないほど
技術に明るいウィザード級の人間が溢れているし、
彼らを前にしたら自分の知識などたかが知れてる。
(知ったかぶりしてもどうせボロが出るし)
分の悪い賭けは嫌いじゃないが、
勝てない勝負は避けたいところだ。
じゃあ何を書こうかなーと考えた結果、
システム屋さんの特徴を少し書こうと思う。
特徴① やたら横文字を使いたがる。
これは思いっきり自分にも当てはまる笑
(システム屋だけでなく、企業勤めの人は
結構そういう部分があるように思う)
ビジネス用語やシステム用語にはカタカナ語が
多いため、どうしても横文字を多用してしまう。
例 … エヴィデンス(検証結果)
アサイン(担当の割当て・任命)
デバッグ(不具合原因の除去)
無論、今の日本語にもある程度カタカナ語は
含まれているし、日本語での表現より
しっくりくる場合がほとんどなので、
個人的な感覚ではそれほど違和感はない。
しかし、たまーに、
「その表現は日本語でよくね?」
と思う使われ方もあれば、
「俺、なんかカタカナしか言ってへんな」
と思う場面もある。
もはやルー大柴を馬鹿にできないほどに。
特徴② ショートカットキーにやたら詳しい
システム屋さんの美学としては、
ブラインドタッチは当然だとして、
マウスは使わなければ使わない程いい。
ほとんどがショートカットで操作可能だからだ。
個人的によく使うショートカットのベスト3。
1.Altキー + Tabキー
(アクティブウィンドウの切替え)
※Shiftキーも同時に押すと逆順になる
※AltじゃなくてCtrlならタブの切替え
2.Winキー + 「R」キー
(ファイル名を指定して実行)
※アプリの起動が楽チン(下記は例)
「notepad」… メモ帳
「excel」… エクセル
「cmd」… コマンドプロンプト
※環境変数でパスの設定が必要な場合も
3.F2キー
(エクセルでセルの編集)
※マウスでダブルクリックする必要なし
※無論、Officeのインストールが大前提
他にもショートカットは山ほどあるし、
アプリごとにも用意されているので
枚挙にいとまがない。
しかし本当に重宝するので、これをご覧の諸氏も
もっと調べてみてはいかがだろうか。
(上記の例はあくまでWindowsの話である)
特徴③ 知識にかなり偏りがある
ITと一口に言ってもその間口は非常に広い。
ソフトウェア、ミドルウェア、
ハードウェア、ネットワーク、
データベース、セキュリティ、etc...
ソフトウェア開発ひとつとっても、
どういった環境か、
(基幹系か分散系か、Webかクラサバか、等)
どういった言語か、
(言語の種類だけでも何十~何百種類ある)
どういった開発方針か、
細分化していけばキリがない
すべてを知っている万能な人間には
今までお目にかかった事がない。
(存在するかも知れないけど)
なのに、「IT企業に勤めている」と言えば、
PCが壊れたとかデータの移送がどうとか、
色々よく分からないことを聞かれることがある。
「ITのことなら何でもござれでしょ?」と。
それは、例えるなら、和食の料理人に
中華料理のレシピを聞くようなものだ。
声を大にして言いたい。
「できることしかできねぇんだよ!」
と。
まぁそれでも、自分としては可能な限り
知識は広げたいので、未知の分野であっても
貪欲に挑戦していく気概は持っておきたいところだ。
さて、つらつらと書いたが、
これに当てはまっていれば
貴方も立派なシステム屋さんだ。
と締めたかったところだが…
別にシステム屋じゃなくても
当てはまるものばかりになってしまった。
残念無念、また明日。