昨日の晩、地元の駅付近のファミマでの話。
このファミマは、小さな公園と隣接している。
ファミマと公園の間には舗道が通っているが、
そこは街灯の光が弱くて結構暗い。
そんな暗がりの中に、
塀に腰かけて座っている女の子を見かけた。
誰かを待っているんだろうか?
それならもっと明るい場所に座ればいいのに。
しかし結構荷物が多い、家出かも知れない…
…まさか若い売春婦では!?
(この街なら、ぶっちゃけ普通にあり得る)
そんなことを、通りすぎながら色々考えた。
通りすぎた後も、かなり気になった。
…………。
とりあえず、ぐるっとコンビニを一周する。
もう一度さっきの舗道を通るためだ笑
当たり前だけど、まだ座っている。
で、声をかけてみた笑
声をかけて俺は一体どうしたかったのか。
その辺はあまり深く考えなかった。
未成年なら然るべき措置を取るだろうし、
売春婦なら断りゃいい。
とりあえず話を聞きたかっただけだ。
聞いてみると、家は堺市。
親と喧嘩して家には帰りたくないらしい。
歳は23歳らしく、未成年じゃなくてひと安心。
いや安心じゃねーよ。
この後どうするつもりなのかを聞くと、
ネカフェに泊まるらしい。
(ナイトパックで1500円!安い!)
そうか、未成年でも売春婦でもなかったが、
これが世に言うネカフェ難民というやつか…
(いやまぁ家はあるらしいが)
その後その子と1時間くらい喋り込んで、
ネカフェまで送り届けた後に家路についた。
とりあえず、その子の笑顔が見れて満足。
俺はどうやら、この手の女の子に対して
妙な庇護欲を掻き立てられるタチらしい。
まぁ、困ってなかったっぽいし、
結局何もしてあげられなかったけど。
(そもそも初対面の人間をいきなり信用しないか)
ネカフェ難民になりたいとは思わんが、
ああいう自由な生活には憧れるなぁ。